youtubeが目指しているもの、youtubeアドセンス戦略2
公開日:
:
最終更新日:2015/04/02
ネットビジネス、アフィリエイトの記事
ことを目的にしている、というのが前回の
話の大筋です。
そうなると、チャンネル登録者を増やす
ような行動を動画のアップロード者に
促す必要があるわけで、公式資料の中には
それを色々な角度から後押ししている
印象を受けます。
つまりyoutubeの目的を理解して
協力してくれるような動画作成者を
優遇するアルゴリズムを使っていますよ、
ということです。
これは資料内で明言されています。
では具体的にどのような行動を取れば、
youtubeから優遇されるか、ですね。
断っておきますが、youtubeについては私も
今から取り組むという段階なので、今から
お話する内容は体験に基づいたものではありません。
ですが、youtubeの
公式資料に基づくものなので信頼度は高いと
考えてください。
まず、動画の再生に関して、その多くは
・関連動画としての表示
・youtube内での検索上位表示
この2つが肝になります。
(資料内で箇条書きにて明言)
・関連動画して表示されて視聴を得たいのなら
サムネイルとちゃんと作ってください。
・検索結果で上位に表示されるには、「定期的に」
チャンネルに動画をアップロードしてください
サムネイルの方はアイキャッチをしっかりして
くださいというだけのことですが、興味深いのは
後者の方です。
youtubeは、その資料内で「定期的に」という
言葉をあえて使っているんですね。
つまり、一度作ったチャンネルを放置しないのは
当然として、ちゃんと日時を決めて次のアップロードを
ユーザーに告知しなさい、といっているわけです。
具体的には、毎週○曜の○時に更新するからね!
ということをちゃんとやれ、と。
私はこの言葉を資料で見つけたときに、
「youtubeはチャンネルをテレビの番組に見立てて
るんだな」と思いました。
わかりやすくいうと、youtubeの目的はこうです。
—今まで—-
「今日は9時からテレビで○○がやってるから
みないと!」
「今日は木曜日か、週刊○○が出るからコンビニで
買わなきゃ。」
—これから—-
「今日はyoutubeで○○さんのチャンネルの更新が
あるからみないと!」
「今日は木曜日か、あのチャンネル○時に更新だから
みないとね!」
—————
ざっくり言うとこうしたいわけです。
この最終段階にたどり着くためには、動画の制作者に
定期的にアップロードさせたい。よって、定期的に
アップロードする人は優遇しよう、というわかりやすい
理屈になっているんですね。
したがって再生数を増やすには
・サムネイルをきちんと作って関連動画表示を狙おう
・「定期的に」動画をアップして検索上位を狙おう
ということになります。定期的にアップすれば
検索アルゴリズムで優遇されると明言してました
からね・・・
この他にも、チャンネル登録を増やすためにエンド
ロールを入れて下さいとか冒頭の15秒が大事だよとか
小手先のテクニックがいくつか書かれていました。
これは細かいことなのでいいとして、
次に興味を引いたのが、ソーシャルメディアとの
連携を強く促していた点です。
ソーシャルメディアと書いてありますが、
フェイスブックとツイッターのことです。
この2つについてはご丁寧にオフィシャルロゴを
提示してここで宣伝してくださいと書いてあります。
ここまではっきり書かれていると、
推測というよりむしろ確定情報に準ずる
と思いますが、
「ソーシャルで動画が紹介されると、
チャンネルとその動画に何らかのポイントが
付けられるものと思われます。」
検索エンジンでいうところの、
リンクポピュラリティというやつです。
これがyoutube内での検索結果に多大な
影響を及ぼしているであろうことは想像に
難くありません。
ではなぜブログやサイトではなく、
ソーシャル、なのでしょうか。
動画の紹介についてはブログやサイトに
ついても触れられていましたが、これらは
たった一行で終了です。
対して、ソーシャルについては延々10ページ
以上にわたって記述されていました。
これに対しては私見になりますが、
次のように考えています。
フェイスブック、ツイッターといった
ソーシャルは、大多数の一般人も使って
いるメディアですね。
そもそもサイトを作成したりブログを
作ったりワードプレスをインストールしたり
といった人は、大半がインターネットという
業界のセミプロになります。
何らかの商業活動をしている人にとっては
サイトやブログの作成は常識となって
いますが、一般の人には敷居が高いです。
周囲の一般人で、ホームページ運営してます、
ブログ更新していますという人が果たして
何人いるでしょうか。
(私の家族は、私以外は親戚含めてゼロです)
ところがこれがフェイスブック、ツイッター
になると格段に数が増えてきます。
youtubeは、こうした「ネット素人さん」を
取り込んで、youtube自身をその人たちの生活の
一部に食い込ませたいのです。
なので、その目的を理解してソーシャルで
精力的に活動するアップロード者を
優遇してあげようというわけです。
これはとてもGoogleらしいというか、
時代の理に適っているいる評価方法だと
思います。
サイトやブログは一般人がほとんどいない
ので、リンクの自作自演が容易いですよね。
が、ソーシャルは一般人の人口がものすごく
多いわけですから、自作自演がほぼ不可能な
わけです。
たとえば、Aさんという人が、ある「猫」の
動画をアップロードしたとします。
フェイスブックやツイッターで紹介したところ
瞬く間にリツイートやいいね!で拡散していき、
多くの人から支持された、としましょう。
では、これに対して私が同じように猫の動画を
作ってアップして、こちらは自作自演の
リツイートやいいね!で対抗しようとした
とします。
私はAさんに勝てるでしょうか?勝てるわけ
ないですね。
膨大な数の一般人がこれまた膨大な数の
ポピュラリティを供給しているわけで、
自作自演で対抗するには無理があります。
youtubeと、その親玉であるGoogleにとっては
これはすごく都合がいいんですね。
さて、長々と書いてきましたが、まとめです。
・サムネイルをきちんと作って関連動画表示を狙おう
・「定期的に」動画をアップして検索上位を狙おう
・フェイスブックとツイッターでで一般人から支持を得よう
何かの参考になりましたら幸いです。
関連記事
-
-
しましょう、アクセス解析。
サイトアフィリ、ブログアフィリをしている方が対象なの ですが、アクセス解析はしていますでしょう
-
-
youtubeが目指しているもの、youtubeアドセンス戦略1
youtubeは企業向けのセミナーみたいなことをまれに 実施しているようです。 その資料
-
-
キュレーションサイトとSEO
■ SEOとコピーコンテンツ 少なくともアフィリエイトに興味がある方で、SEOという言
-
-
検索エンジンに頼らずアクセスを得る方法、動画を無尽蔵に作成する方法
いろいろあってしばらくぶりの更新です。 前回の更新から、いくつか大きな発見もありました。 そ
-
-
3wayサイトビルダー請求フォーム
3wayサイトビルダーの請求フォームです。 メルマガに記載してあるレポートをダウンロードして、
-
-
詐欺的販売者の見分け方
ちょっとどぎついタイトルですが、私はよく読者さん からメールをいただきます。発行部数にしてはかなり
-
-
サイトを開設しました
サイトを開設しました。
-
-
シーズントレンドキーワードの使い方
ツール活用について、本格的に配信していきます。 さて、シーズントレンドキーワードについて、です
- PREV
- youtubeが目指しているもの、youtubeアドセンス戦略1
- NEXT
- 詐欺的販売者の見分け方